【ラーメン屋が潰れる時】
世の中には、「めんどくせえが顔に出るゴミ」が居る。で、「誰に対してでも出る」のと「相手によっては出ない」のとが居る。前者も勿論ろくでもないが後者はより危険で、こういうのを雇うとラーメン屋は潰れる。というのは、クレーマーというキチ○イは悪目立ちはするものの数はなんだかんだで少なく、殆どの客は顔に出しポンコツゴミの件に対して激昂したりクレームを付けたりはしない。「小売店」とか「病院」とか「駅」なら今後も行かざるを得ないから堪忍袋の尾が切れた時点でクレームを入れるが、それが「ラーメン屋」とか「喫茶店」とかだと二度と来なくなる。
他に選択肢があるからだ。
誰にでも「顔に不満が出る奴」は雇い主に見限られて首を切られるが、厄介なのはサイレント仏頂面ブタで、この毒物は店主の知らぬ間に客を減らしていくのである。このブタが一日接客をしただけで被害は甚大である。猛毒と一緒である。こういうゴミは時に面従腹背の糞なので一見接客が良さそうに見えるのが厄介だ。「なんだその態度はっ?!」とキレる客はごく一部だし、面従腹背の悪質な確信犯なら店側も気づきにくい。
エフランにはそういう奴が少なくないが、底辺を生きてない人間にはそういうビーストも居ることは、分からないかも知れない。
対策の取りようが無く、私からは何もアドバイスはできない。「雷に打たれると人は死ぬ」みたいな話である。